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花粉症の治療

花粉症が増加した原因

★花粉症の代表ともいえるスギ花粉による花粉症の増加

日本では歴史的にスギが好まれ植林されてきましたが、伐採・植林がされないまま放置されたスギは大量の花粉をまき散らす存在となりました。
スギが大量に植林され、放置された結果、深刻になったのが花粉症です。元々は無害であるスギ花粉がアレルギー症状を引き起こすのは、花粉に含まれる「アレルゲン」というたんぱく質に原因があります。
アレルゲンが一定量を超えて鼻などの粘膜に浸透すると、ウイルスなどから身体を守ろうとして、体内に備わっている免疫細胞が外敵と勘違いして、くしゃみや涙で体外に排出しようとするからなのです。
平成以降、患者数は急増し、すでに国民の4分の1が花粉症になってしまいました。
特に土が無く、舗装された道路ばかりになってしまった市街地では、本来は土にかえるはずの花粉が風に乗って舞い上がり、排気ガスなどで汚れた空気と共に、より一層の症状の悪化を引き起こすなど、あらゆる要因が深刻化に拍車をかけています。
さらには、食事の西欧化や生活リズム、ストレスなども拍車をかける原因と言われています。

★スギ花粉以外の花粉症

皆さんもご存じだと思いますが、花粉症はスギ花粉だけでなく、様々な種類の花粉症があります。
一年中、花粉症の症状を引き起こす花粉が飛んでいない時期はありません。
ヒノキ、ブタクサ、ヨモギ、カモガヤなど、様々な花粉が舞っています。
一年中、様々な花粉症にかかるリスクがあり、花粉症が増加するのも無理はない状態となっています。

当院の花粉症治療

当院の花粉症治療では、アレルギー検査39種類セット【View39】の検査を行っております。

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★【View39】とは?

「鼻水が止まらくてアレルギーのような気がするけど何が原因かわからない」「目がかゆくなる症状が毎年同じ時期にやってくるけどアレルギーじゃないのかな?」

アレルギー性鼻炎・結膜炎、喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性じんましんなどの症状が出ている方は、症状を引き起こしているアレルギーを特定すること、アレルギーによるものかどうかを調べることが、治療の第一歩となります。

【View39】は、一度の少量の採血で、39種類のアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)を調べることができる大変便利な検査です。

◎吸入系アレルゲン
<吸い込んで体に入るもので、アレルギーの原因となりやすいもの>

  • 室内の塵:ヤケヒョウヒダニ、ハウスダスト
  • 動物:ネコ、イヌ ・昆虫:ガ、ゴキブリ
  • 樹木:スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ ・草:カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、オオアワガエリ
  • カビ:アルテルナリア(スズカビ)、アスペルギルス(コウジカビ)、カンジダ、マラセチア、ラテックス

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■検査後の治療

検査によってアレルギーの原因が特定できたら、原因となっている物質を回避するための指導やアレルギーを抑制する抗アレルギー薬の処方を行います。

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